エポスカードのセキュリティ対策と不正利用防止について
エポスカードは、お客様の大切な個人情報と資産を守るため、多層的なセキュリティ対策を講じています。近年、巧妙化する不正利用の手口に対し、エポスカードは最新の技術と厳格な運用体制で対応しており、お客様が安心してカードをご利用いただける環境を整備しています。
1. カード情報の保護
ICチップの搭載
エポスカードには、最新のICチップが搭載されています。ICチップは、従来の磁気ストライプに比べて偽造が非常に困難なため、カードそのものの不正利用リスクを大幅に低減します。世界標準のセキュリティ技術を採用しており、スキミングなどの不正なカード情報読み取り行為にも強い耐性を持っています。
カード番号の非表示(一部)
一部のカードでは、セキュリティ強化のため、カード表面にカード番号のすべてを表示しないデザインを採用しています。これにより、万が一カードが第三者の手に渡った場合でも、カード番号を容易に知られるリスクを軽減します。
セキュリティコード(CVV/CVC)
カード裏面に記載されている3桁または4桁のセキュリティコードは、オンラインショッピングなどでカード番号、有効期限と併せて入力することで、カード所有者本人であることを確認するための重要な情報です。このコードは、カード本体にのみ記載されており、不正に取得することが難しいため、オンラインでの不正利用防止に役立っています。
2. ネットワーク・システムセキュリティ
SSL/TLS暗号化通信
エポスカードのウェブサイトや、オンラインでの会員サービス(エポスNet)における通信は、SSL/TLSという暗号化技術によって保護されています。これにより、お客様が入力された情報(個人情報、カード情報など)がインターネット上で第三者に傍受されることを防ぎ、安全にデータを送受信できます。
不正検知システム(FDS)
エポスカードでは、24時間365日体制で、お客様のカード利用状況を監視する高度な不正検知システム(FDS)を導入しています。このシステムは、AI(人工知能)を活用し、通常のご利用パターンから逸脱する不審な取引をリアルタイムで検知します。例えば、短時間に複数の高額決済があった場合や、普段利用されない地域での利用があった場合などに、システムが自動的にアラートを発し、不正利用の可能性を分析します。
ファイアウォール・侵入検知システム
エポスカードのシステムは、外部からの不正アクセスを防ぐための堅牢なファイアウォールや、侵入を検知・防御するシステムによって保護されています。これにより、システム内部への不正な侵入や情報漏洩のリスクを最小限に抑えています。
3. 不正利用防止のための取り組み
不正利用検知時の対応
FDSによって不正利用の疑いが検知された場合、エポスカードでは迅速な対応を行います。まず、お客様のカード利用状況を確認し、必要に応じてお客様にご連絡(電話、SMSなど)を差し上げる場合があります。この際、ご本人様確認を厳格に行い、不正利用の可能性が高いと判断された場合には、カードの利用を一時停止するなどの措置を講じます。
本人認証サービス(3Dセキュア)
オンラインショッピングにおいて、エポスカードでは「本人認証サービス(3Dセキュア)」を導入しています。これは、カード番号、有効期限、セキュリティコードに加えて、あらかじめ登録したパスワードや、ワンタイムパスワード(SMSで送られてくる一時的なパスワード)など、カード所有者本人しか知り得ない情報で認証を行うサービスです。これにより、カード情報の漏洩があった場合でも、第三者による不正利用を防ぐことができます。
不正利用補償
万が一、エポスカードが不正に利用された場合でも、エポスカードでは「 不正利用補償 」を設けています。これは、カード会員規約に基づき、 届け出いただいた日からさかのぼって60日間 、および それ以降の不正利用 について、原則として損害額を補償する制度です。お客様に安心してカードをご利用いただくための、重要なサポート体制です。ただし、不正利用の状況によっては補償の対象外となる場合もありますので、カード会員規約をご確認ください。
不正利用防止に関する情報提供
エポスカードは、お客様自身による不正利用対策も重要視しており、ウェブサイトや会員誌などを通じて、不正利用の手口や対策に関する情報提供を積極的に行っています。フィッシング詐欺や、不審なメール・SMSへの注意喚起、カード情報の管理方法など、具体的なアドバイスを提供することで、お客様のセキュリティ意識向上を支援しています。
4. お客様にしていただきたいこと
カード情報の厳重な管理
エポスカードは万全のセキュリティ対策を講じていますが、お客様ご自身によるカード情報の管理も極めて重要です。カード番号、有効期限、セキュリティコード、暗証番号などを、 他人に知られないように厳重に管理 してください。特に、電話やメールでこれらの情報を安易に伝えないように注意が必要です。
不審なメール・SMS・電話への注意
エポスカードを装ったフィッシング詐欺のメールやSMS、不審な電話には十分ご注意ください。エポスカードが、お客様のカード情報や暗証番号、パスワードなどを、メールやSMS、電話で直接お伺いすることはありません。もし、そのような連絡があった場合は、すぐにエポスカードにご連絡ください。
会員サイト(エポスNet)のパスワード管理
エポスNetのID・パスワードは、 推測されにくい複雑なもの に設定し、定期的に変更することをおすすめします。また、使い回しは絶対に避けてください。パスワードの管理が不十分だと、会員情報が不正に利用される可能性があります。
利用明細の定期的な確認
毎月届く利用明細書や、エポスNetで確認できる利用履歴を 定期的に確認 し、身に覚えのない利用がないかチェックしてください。万が一、不審な利用を発見した場合は、速やかにエポスカードにご連絡ください。
スマートフォン・PCのセキュリティ対策
スマートフォンやPCにウイルス対策ソフトを導入し、常に最新の状態に保つことも、不正利用防止に繋がります。OSやアプリのアップデートもこまめに行いましょう。
まとめ
エポスカードは、ICチップ搭載、SSL/TLS暗号化通信、不正検知システム、本人認証サービスといった先進的な技術と厳格な運用体制により、お客様のカード情報を保護し、不正利用を未然に防ぐための多岐にわたる対策を実施しています。また、万が一の不正利用に対しても、手厚い補償制度を設けています。しかし、これらの対策を最大限に活かすためには、お客様ご自身によるカード情報の厳重な管理、不審な連絡への注意、会員サイトのパスワード管理、利用明細の確認といった、日頃からのセキュリティ意識と対策が不可欠です。エポスカードは、お客様と一体となって、安全・安心なカード利用環境の維持に努めてまいります。
