清潔感あるミリタリースタイル 20代〜30代向け
ミリタリーファッションは、その機能性やデザイン性から長年愛され続けているスタイルです。しかし、着こなし方によっては野暮ったく見えたり、古臭い印象を与えたりすることもあります。特に20代〜30代の男性が清潔感のあるミリタリースタイルを実践するには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。ここでは、洗練された大人のミリタリーファッションを構築するための具体的な方法を解説します。
清潔感あるミリタリースタイルの基本原則
清潔感は、ミリタリーファッションにおいても最も重要な要素です。この原則を理解し、実践することで、ミリタリーアイテムを都会的で洗練された着こなしへと昇華させることができます。
① アイテム選びの基準
定番アイテムでも「きれいめ」を選ぶ
ミリタリーアイテムといっても、そのデザインや素材感は様々です。例えば、カーゴパンツであれば、太すぎるシルエットや洗いざらし感の強いものよりも、スリムフィットでハリのある素材のものを選ぶと、都会的な印象になります。また、MA-1などのフライトジャケットも、光沢感のある素材やすっきりとしたシルエットのものを選ぶことで、タウンユースに適した着こなしが可能です。
「古着」は慎重に
ヴィンテージ感のあるミリタリーアイテムは魅力的ですが、色褪せやダメージが目立つものは、清潔感を損なう可能性があります。もし古着を取り入れる場合は、状態の良いものを選び、クリーニングをしっかり行うことが大切です。
② サイズ感の重要性
ジャストサイズまたはややゆったりめ
ミリタリーウェアは、本来作業着や軍服としての機能性を重視して作られているため、大きめの作りが多い傾向があります。しかし、20代〜30代が着こなす場合は、だらしなく見えないように、ジャストサイズを選ぶのが基本です。もしくは、トレンド感のある ややゆったりめのシルエットを選ぶ場合でも、肩のラインが合っていることや、全体のバランスが取れていることが重要です。大きすぎるサイズは、だらしなく、清潔感のない印象を与えてしまいます。
③ 色彩計画
モノトーンやアースカラーを軸に
ミリタリーカラーの代表格であるカーキ、オリーブドラブ、ネイビー、ブラックなどを中心にコーディネートを組み立てましょう。これらの色は、落ち着いた印象を与え、ミリタリーの雰囲気を損なわずに洗練された着こなしを可能にします。
差し色で個性をプラス
単調になりがちなミリタリーカラーのコーディネートに、明るい色や鮮やかな色を小物などで取り入れると、一気に垢抜けた印象になります。例えば、白のTシャツや明るい色のスニーカー、カラーソックスなどが効果的です。
④ 素材感と着こなし
異素材ミックスで奥行きを
ミリタリーアイテムは、コットンやナイロンといった素材が多いですが、これらとレザーやスウェット、ニットなどの異素材を組み合わせることで、コーディネートに奥行きが生まれます。例えば、ミリタリージャケットにきれいめのニットを合わせたり、レザーの小物をプラスしたりするのも良いでしょう。
「着古した感」は意図的に
新品のミリタリーアイテムも良いですが、自然な風合いを出すために、一度洗濯をして程よく着慣らしたような状態にすると、よりこなれた印象になります。ただし、過度なダメージ加工や色褪せは避けるべきです。
清潔感あるミリタリースタイルの具体的な着こなし術
基本原則を踏まえた上で、具体的なアイテムと着こなしの組み合わせを見ていきましょう。
アイテム別スタイリング
カーゴパンツ
* トップス:無地のTシャツ(白、黒、グレー)、きれいめなシャツ(オックスフォード、シャンブレー)、ニット(クルーネック、Vネック)
* アウター:MA-1、デニムジャケット、ステンカラーコート、テーラードジャケット
* シューズ:スニーカー(白、黒)、デザートブーツ、ワークブーツ
* ポイント:スリムフィットのカーゴパンツを選び、トップスはタックインすると、すっきりとした印象になります。ロールアップして足首を見せるのも効果的です。
ミリタリージャケット(MA-1、N-3Bなど)
* トップス:パーカー、スウェット、ニット、無地のTシャツ
* ボトムス:チノパン、デニム、スラックス
* シューズ:スニーカー、ブーツ、ローファー
* ポイント:インナーにきれいめなアイテムを合わせることで、カジュアルすぎない着こなしができます。ジップは開けてインナーを見せると、こなれ感が出ます。
ミリタリーシャツ(ユーティリティシャツ、BDUシャツなど)
* トップス:Tシャツ(無地、ロゴ)、タンクトップ
* ボトムス:チノパン、デニム、ショートパンツ
* アウター:ベスト、ブルゾン
* ポイント:羽織りとして使うのが定番ですが、一枚で着る場合も、ボタンを開けてインナーを見せるなどの工夫で、着こなしの幅が広がります。
小物使いで差をつける
帽子:ニットキャップ、キャップ(無地、ワンポイント)、バケットハット
バッグ:トートバッグ、バックパック(ナイロン素材、キャンバス素材)、ショルダーバッグ
アクセサリー:シンプルな時計、レザーブレスレット、サングラス
その他:マフラー、グローブ
ポイント:小物はきれいめな素材やデザインのものを選ぶと、全体の印象が格段にアップします。例えば、ナイロン素材のバックパックは、ミリタリー感と機能性を両立させながら、都会的な印象を与えます。
清潔感を保つためのメンテナンス
ミリタリーアイテムを長く、そして清潔に保つためには、日頃のメンテナンスが不可欠です。
① 洗濯方法
素材に合わせた洗濯:コットン素材は家庭で洗濯できますが、色落ちや型崩れを防ぐために、洗濯ネットに入れたり、手洗いを推奨します。ナイロン素材などは、優しく手洗いし、陰干しすることで素材の劣化を防ぎます。
クリーニングの活用:ウール素材やデリケートな素材のアイテムは、専門のクリーニング店に依頼するのが安心です。
② 保管方法
風通しの良い場所でハンガーにかけて保管しましょう。湿気はカビや虫食いの原因となるため、除湿剤などを活用するのも効果的です。
アイロンがけ:シワが気になる場合は、低温で当て布をしながらアイロンがけをしましょう。特にナイロン素材は高温に弱いため注意が必要です。
まとめ
20代〜30代が清潔感のあるミリタリースタイルを実践するためには、アイテム選び、サイズ感、色使い、そして小物使いが鍵となります。定番アイテムをきれいめな素材やシルエットで選び、モノトーンやアースカラーを基調に、洗練された小物をプラスすることで、都会的で大人っぽいミリタリーファッションを楽しむことができます。また、日頃のメンテナンスを怠らないことが、清潔感を維持し、長く愛用するための秘訣です。これらのポイントを押さえて、あなたらしいミリタリースタイルを追求してみてください。


